HACCP関連情報

HACCPシステムの威力と実際

ISO22000の時代に入る

品質マネジメントのISO9000と環境マネジメントのISO14000の2つの重要なマネジメント規格に、食品の安全性が重要になってきたためISO22000「食品の安全マネジメントシステム」が加わりました。

一般的衛生管理とHACCPの運営を確実にするために、マネジメントと監査を行なう。それがISO22000です。

不正やミスが無く、問題があったらそれが二度と起こらないようにし、常に改善進化させていくようにするためには、マネジメントと監査が必要になります。
そうすることによって、一般的衛生管理とHACCPがより確実になるのです。

品質マネジメントのISO9000と環境マネジメントのマネジメントを簡単に言うと、間違いなく運営される方法にする、ということになります。 いったのにやっていない、問題が見過ごされている、知らなかった、などが無いようにするためには、報告、連絡、相談(ホウレンソウ)が大切です。


マネジメントとは
目標の達成状況(例えば、機器の洗浄で、汚染が限度内か)
を、解析し(例えば、ATP測定数値が、規定以下か)
その担当の管理者なり経営者が、確認して、コメントを出す(改善指示なり、OKなり)
そして、改善指示の場合には、改善をして、再び以上の報告連絡確認を行なう
監査とは
一般的衛生管理と、HACCPシステムが
有効に機能していることを検証するために
内部監査と外部監査を実施することです

監査項目は例えば・・・

  • 製造作業動線が、汚染→準清潔→清潔→準清潔→汚染、となっているか?
  • 食品材料、製品を直接床に置かない設備と方法になっているか?
  • 清掃しやすい対策がされているか?清掃洗浄の資材は適切か?
  • 食品が直接接触する面の洗浄に特に注意を払っているか?
  • 食品がむき出しになっている上や周りに異物混入元など危険なものが無いか?

などといったものです。


※出展は、フーズデザインホームページから