HACCP関連情報

HACCPポイントメモ

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ローラーかけの手順と確認

毛髪混入を無くすためには粘着ローラーが威力を発揮します。
ローラーかけで大切なことは、認識です、いかに大切か、いかに効果があるかを全員が知ることです。
そのためには、簡単な実験をする効果的な方法があります。
休憩時間を15分延長するだけで出来ます。

作業をしている状態のまま、全てのローラーを持って、集まってもらいます。
そして、新しい粘着面を出し、頭のてっぺんから、帽子全体→ 肩から背中の上側→腕の外側→腕の裏、わきの下から腰→首から、胸、腰、上着の下まで→背中から、上着の下まで→ズボンの前と内側→ズボンの後ろ側、と理想的な方法でかけます。
いつもより時間がかかります。

かけ終わったら、粘着テープをはがして、どの程度誇りやゴミが付いているかを、じっと見て、確認してもらいます。
そうすると、相当ほこりが付いています。
中には毛髪がしっかり付いている人も出て来ます。

作業していた後そのままの状態でローラーをかけて、これだけほこりが付いているのかと、全員がびっくりします。
認識します。
この後、しっかりローラーをかけるようになります。
テープを今まで3回使っていたところも、これで毎回取り換えることにするところも結構あります。