HACCP関連情報

HACCPポイントメモ

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休憩時の対策

1.昼食時などの長い休憩で ユニフォームやキャップをかぶったまま休憩室に入ると、休憩室に落下している毛髪、ゴミなどが付着して、それがそのまま作業室に持ち込まれてしまいます。
畳の休憩室だと、ごろごろ転がって寝ころんだりしているので、より危険になりますが、転がってはいけないなどといえません。
こういった場合、休憩室に入る前に、入り口の壁などにハンガーを設置して、これにユニフォームとキャップを引っかけてから入るようにすればいいです。

2.短い休憩で 15分ほどの短い休憩時では、時間がありませんし、外してまた直ぐに付けることになりますから、かえって危険な面もあります。
この場合、短い休憩では、帽子は取ってはいけない、という方法をとっているところもかなりあります。

3.喫煙 ある大型の生鮮加工工場で、冷蔵庫の中に赤いバケツが置いてあり、そこでタバコを吸っている人がいました。
トップの方は「何やってるんだ」と叱っていました。
ある工場では、数坪の小さな部屋を喫煙室にし、タバコを吸う人は、ここに自分のタバコを置き、この中でだけ吸えるルールです。
そして、この喫煙室の清掃は、タバコを吸う人たちが責任を持ってやるようにしています。
汚れていたら喫煙禁止にする処罰になります。