HACCP関連情報

HACCPポイントメモ

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ユニフォームを選ぶポイント

1.ユニフォームそのものからの異物脱落が無い 糸くずが落ちないもの、ボタンの無いもの、脱落してしまうファスナーを使っていないことなどが必要。

2.ポケットが無いこと 管理者は別ですが、製造ラインに入る従事者のユニフォームにポケットがあると、つい異物の元を持ち込むことになってしまいます。
ポケットに何も入れなくても、ゴミ、埃は入りますから、異物混入につながってしまいます。
鍵を使うロッカーの場合、パンツの内側に、鍵が落ちないようにマジックテープなどを使った、鍵だけが入る小さいポケットがついたタイプを選ぶとよいです。

3.体毛の落下防止 脇、腕、足からの、体毛が落下しない機能が必要です。
このためには、内側にネットや絞り込みが付いたものがあります。
この場合、あまり締めつけがきついと、痛くなり、作業者の苦痛になってしまいますので、腕の太さなどに合わせることが出来るかどうかも確かめます。

4.識別 ネームフォルダや、縫い込みなど、作業者の名前、あるいは識別が出来るようになっているほうが便利です。
そしてこれらが脱落しないか確かめます。
ゾーニングや作業内容に合わせた色別の識別が出来たらなおよいですね。

5.帽子、マスクとの一体化 帽子とユニフォームのすき間があると毛髪は落ちます。
帽子は頭巾型がいいのですが、これがユニフォームとフィットするでしょうか。
マスクは、黄色ブドウ球菌の、口や鼻からの落下を防止しますが、付けやすいか、帽子とフィットするかを確認しましょう。