よくあるご質問

工場内の衛生管理について

カビはどうやって防除するのが効果的でしょうか

カビはどこにでもあります。
空気中、衣服や作業衣への付着、環境中にいくらでもあります。
食品工場の中にカビが入り込むと、工場内で増殖をし、それが食品に影響したり、食品そのものにカビを発生させることにもつながっていってしまいます。
カビ対策は、カビの繁殖を防ぐ建築素材や作業衣などの素材を使うことと、増殖防止対策を行なうことです。
素材そのものがカビを消滅させることが出来れば、かなりの効果があります。

もう一つの増殖防止対策は、除湿です。
あるカビの研究データを見ますと、湿度43%を、毎日3時間以上キープすることで、増殖を防止できるという結果が出ています。
カビにもいろいろありますが、低湿度にすれば、増殖しないということです。
このことは、常に低湿度にしておくということではなく、1日3時間キープということがポイントです。

工場が稼働していたり、洗浄しているときは高湿度になります。
しかし稼働が終わったあと、空調や除湿機を使って低湿にすると良くなります。