よくあるご質問

工場内の衛生管理について

できるだけ効率的にカビ対策をしたいと思いますが。

カビで困っている工場は多いようです。
工場内の壁面や天井にカビが付着し、次第に広がっていくのを見ていると、また費用をかけてカビ清掃をしなければならない、と憂鬱になります。
このような場合、湿度対策を全くしないままカビ清掃をしても、しばらくしたらまたカビは出てきてしまいます。
湿度が高いままだと、カビは増殖するからです。

対策は、カビ清掃の前に、湿度対策をしなければなりません。
厳密にいえば、湿度43%以下を、毎日3時間以上キープすればカビは増殖しません。
43%まで下げられないようでも、60%以下程度に出来るなら、かなり違います。

ある豆腐工場では、今まで湿度80%だったところで、湿度対策をして、60%あたりに下げることが出来てから、それまでにたまったカビ清掃をしたところ、その後のカビの増殖は見られませんでした。
方法は、小さな作業室なら、家電製品売り場に行けば3万円ぐらいで売っている除湿器を入れます。
この中で、貯水タンクを使わないで、水道ホースを接続すれば直接排水できるものを選びます。
これなら終日動かしておくことが出来ます。

扇風機や除湿機を使って、効果的な湿度対策を!除湿器を入れる前の湿度を測っておいて、除湿器を入れてからの効果を確かめます。
簡単な除湿器だけでかなりの効果があります。
大型の作業室なら、数十万円の業務用除湿器があります。